地域公共交通会議レポート

交通改革は意識改革から

2019年6月3日、函南町役場にて地域公共交通会議が開催されました。
それに町民委員として参加された山口さんからレポートが届きました。

今日、13時30分から函南町役場で地域公共交通が開催されました。
公募委員は、私一人、しかし、委員のメンバーであるバス、タクシー、鉄道の方は知り合いばかりで、安心しました。
会議の大半は、今までの会議内容の説明でした。

私の意見・要望は、
①資料に、ダイヤランドは公共交通に満足していると記載されていますが、実態とは違います。
多くの方が不満を感じています。
修正をお願いします。

②ダイヤランドバスの実情は、私達の管理費から年間600万円ほど赤字補填しています。
因みに、畑毛路線は町から600万円の補助金を受け運行されており、同じ納税者として、素直に不満を感じています。

③この度の公共交通会議で、湯ートピア送迎バスを含め、様々な交通手段を全てテーブルに乗せて整理し、調整する必要があると思います。

④函南町全体の地域公共交通を考える上で、地域住民の利便性向上は、当然ですが、観光客にとっても、便利に利用してもらえるよう考えるべきと思います。
それが、地元経済にとっても、町の税収にとっても良いのではないかと思います。
出来るだけ財政負担をかけずに、より付加価値の高い計画作りに私も微力ながらお役に立てればと思っています。

⑤ バスの実証実験で分かるようにバス路線の要望が多いのでバスを走らせたところ、利用者は少なかった。
との説明に対し、
人間は誰もが楽な方を選びます。
だから意識改革が必要なんです。
意識改革は、まず自分からです。私も委員として、今日から出来るだけバスを利用します。
町職員約450人の 97パーセントはマイカー通勤です。
まず、町の職員から姿勢を示してください。
今の時代、エコや交通事故防止の観点からも、この様なマイカー通勤率の高さはあり得ません。
世間のスタンダードに近づける努力をお願いします。

⑥ 熱函道を丹那から自転車で通学する学生を見かけます。
安全に通行できる自転車道が無いことから危険です。
自転車で熱函道を丹那に向けサイクリングを楽しむ観光客も増えてきましたが、やはり危険です。
自転車道の整備で観光客の増加も見込めます。
学生も安心して通学できます。
関係部署に、是非、この様な意見が出たことをお伝えください。
など、
新米委員として、謙虚な姿勢で意見を述べました。
取り急ぎ、ご報告致します。