川勝知事「基本的に反対」

知事も反対する函南町軽井沢のメガソーラー計画に「中止のためのアイデアなし」と答えた仁科町長。

それから1年。未だに条例適用できない法的根拠は示せていません。 2020/10/20

静岡新聞(2019年10月21日版)

「中止のためのアイデアなし」仁科きよし(函南町長)

函南町の仁科喜世志町長と地域住民が町政について意見を交わす懇談会が20日、同町ダイヤランド区で開かれた。仁科町長は同町軽井沢の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画に町条例の適用は困難とし、「中止させるアイデアは現段階ではない」と述べた。
住民からは、町長の同意なしに発電施設の設置・発電事業を行えないとする条例の適用を求める声が上がった。町は「既に許認可申請が済んでいることから遡及(そきゅう)適用は不可能」とする従来の回答を繰り返し、平行線に終わった。渡邊一英軽井沢区長は条例に関する質問状を町に提出し、「(町に)条例を適用してほしいという思い。住民側が納得できる回答を求めたい」と話した。

変遷する「条例が適用できない理由」に隠された疑惑