「地域社会と協調し、地域の持続的発展に貢献します」
(トーエネック企業理念より)
発電事業の当事者でありながら、地元住民になんら説明を行おうとしない株式会社トーエネックに対し、軽井沢区とダイヤランド区の区長の連名で話し合いを求める手紙を出しました。
前略 時下ますますご清栄の段、大慶に存じます。
さて、早速では御座いますが、本年6月に軽井沢地区のメガソーラー計画の中止を求めた際、御社から、この開発を進めるブルーキャピタルマネジメント社に対して、「各種の関係法令を誠実に遵守し、近隣住民のみなさまの安全や周辺地域の環境に配慮を尽くした上で、本案件を遂行するように改めて要請する。」との回答を頂きました。
その後、本年7月8日、静岡県知事から林地開発許可がされた際、「住民等の懸念や不安を真摯に受け止め説明会を開催する」などの条件が付けられましたが、ブルー社は、許可から3ヶ月を過ぎるも説明会を開催しようともせず、住民の不満や批判は高まるばかりです。
その様なブルー社の不誠実な対応に加え、先の台風19号による土砂崩れや水害などの被害を通じ、この計画が進行した場合、函南町や周辺市町を含め、広域に甚大な被害が及ぶおそれがあることを多くの住民が知るに至り、静岡県の川勝知事をはじめ函南町長、議会(全会一致)、大多数の住民ともに建設反対の意思を固めていることは、テレビや新聞などでご承知されているものと思います。
住民がこれほど不安を抱き、建設を反対しているのにも関わらず、御社はFIT法上の事業者でありながら、ブルー社に任せっきりで、その責任を果そうとしない姿勢に、住民は強い不信感や不満を抱き、トーエネック社に対する批判の声が日増しに高まっていることをお伝え致します。
この様な現状を住民はもとより御社も望むところではないと思いますので、これを打開するために、私達住民代表が11月下旬か12月上旬に御社にお伺いし社長様をはじめ責任者の方々と話し合いたいと思っております。
ご多用の折り申し訳ありませんが、11月初旬を目途に、話し合いの日程の連絡をお待ちしております。
同封した参考資料
参考資料
