町長はなぜ住民の素朴な疑問に即答できないのか?

事業者が「条例が適用されれば従う」と言っているにも関わらず、なぜ適用しないのか?

2月10日に仁科町長と面会し手渡した質問書の回答が期限を過ぎてもありません。

3月議会で忙しい?
いえいえ、この質問書は元々、副町長の依頼により提出したものです。
私たちはこの即答できて当然の質問の回答にすでに1ヶ月以上待たされています。
その経緯は以下のとおりです。

1月27日、函南町副町長室を訪問し、
・副町長
・建設経済部長
・都市計画課長
に対し、先日(1/24) トーエネックと話し合った内容をお伝えしてきました。

山口
1月24日にトーエネックと話し合いをした内容を説明。

副町長
・ 皆様方が函南町のために、函南町が出来ないことをやって頂いておりますことを感謝申し上げます。
・ 皆様方に感謝している気持ちは、本心で、決して、嘘偽りではありません。

山口
私達は、トーエネックが条例による届出をしていない理由を質問しました。

トーエネックは、
・ 届出については、函南町と調整しており、まだ届出は出しておりません。
・ 函南町が条例を適用すると言われれば、届出をします。
・ 法令を遵守する会社なので、当然、条例に従います。

と言っています。

都市計画課長
・ トーエネックには条例に基づき届出を求めていますが、調整など、全くしていません。
・ トーエネックやブルー社に届出を出さなくて良いなどとは絶対に言っていません。

山口
・ それでは、トーエネックが嘘を付いているということですか。
・ トーエネックの責任者に電話で確かめると、
「えっ、函南町がその様に言われているのですか。」
「私達は嘘は言っていません。」
「それ以上はお答えできません。」
との返答でした。

どちらかが嘘を付いているのですね。

都市計画課長
・ 私どもは、トーエネックやブルー社とは調整などしていません。
・ それ以上はお答えできません。

山口
・ 函南町が「条例適用」するとトーエネックやブルー社に伝えれば、全て解決するではないですか。
・ トーエネックは函南町が条例適用するなら、それに従うと明言しているのですから。
・ 「条例に従う」ということは、訴訟は起こさないということですから。
・ そもそも、土地やFITのIDなどは、函南町に相談に来る前に自己責任で投資したもので訴る根拠が無いことは、トーエネックも分かっています。
・ トーエネックは一流企業ですから、法令もよく熟知しており、負けることが分かっている裁判はしません。
・ もし、裁判所に道理に反した訴えをしたら、会社の信用を毀損することにもなりますから。
・ 函南町は、今まで「訴えられるかも知れない」と言ってきましたが、業者側が、従うと明言しているのですから、条例が適用が難しいとする理由が無くなりましたよね。
・ それでも、住民のために、考えを変える気はないのでしょうか。
・ 函南町は、なぜ、そこまでして業者のために条例適用を拒むのですか。
・ その理由を教えてください。

副町長
・ 申し訳ありませんが、それらの質問は、文書で頂ければ文書でお答え致します。
・ 私からは、この場でお答えはできません。

山口
・ まさか、私達の知らないところで、トーエネックやブルー社が函南町に届出を出し、住民の知らぬ間に「町長が同意」をするという姑息なまねはしませんよね。
・ 万が一、その様なことがあれば、住民に対して「不同意を貫く」と明言し、約束したことが嘘となり、まさに、住民に対する背信行為となります。
・ もし、その様な事態となれば、裁判所に訴えを起こさざるを得なくなりますが、その様に住民を欺くことはないですよね。

副町長
・ それも文書で質問して頂ければ文書でお答えしますので、この場でお答えはできません。

山口
副町長は、そんなことすら答えられないのですか。

副町長
申し訳ありませんが、文書で質問してください。

とのことでした。

以上のとおり、質問に対する説明が頂けませんでしたから、副町長の申し出どおり、後日、文書で質問させて頂こうと思います。

 

質問書20200210s

トーエネックからの回答と解説