ブルーキャピタル社が住民を批判

「金銭的な保障を要求している様に感じています」原田秀雄氏(ブルーキャピタル社長)

函南町への情報公開請求により、軽井沢メガソーラーの開発事業者、ブルーキャピタルマネジメントの社長が住民を批判する文書を提出していたことが明らかとなりました。

まずはその呆れた内容をご覧ください。

2020年5月13日

太陽光発電事業施設建設事業に係る住民説明会の開催について

株式会社ブルーキャピタルマネジメント
代表取締役 原田秀雄

弊社は、函南町軽井沢地区で事業計画した時期から、近隣住民へは、説明会を開催して来ました。

函南町の指導も受けて、町役場の指示された地域、地区へ事業説明し、全員ではありませんが、ある程度の理解は得られたと思っております。

地域の住民、全員が理解していただける事がベストではありますが、全住民の理解を得る事は難しいと考えています。

昨年6月頃からは、計画地から5km以上も離れている別荘地からの反対団体により、さまざまな妨害を受けています。別荘地からの眺望が悪くなり、資産価値が低下すると言い出しています。

金銭的な保障を要求している様に感じています。

函南町が、住民説明会を要望するなら、町の主導ならば、対応いたします。
日時、場所などを決めてもらえば、工事担当者として説明させていただきます。

 

20200513説明会の階足について(ブルー社)

冒頭で「近隣住民へは、説明会を開催して来ました」とうそぶいています。
それが本当ならばなぜ今、地元軽井沢でこれほど大きな反対運動が起きているのでしょうか?


確かに、自身でも太陽光発電を行っている「地元の有力者」を中心とした一部の人たちの説明会は何度か開催しています。

カナディアン・ソーラーCS函南町発電所S-12

しかし、その彼らも台風被害を教訓に、今では軽井沢メガソーラーに関しては反対しています。

そして、最も肝心と言える軽井沢については、ブルー社自身も出席していない地元の集会を「説明会」と称して虚偽報告していたことも分かっています。

現在、彼らはこれを「単純ミス」として片付けています。

焦点をずらしたトーエネックの回答

次に「計画地から5km以上も離れている別荘地から」「妨害を受けています。」と、私たちを批判しています。
約2万人の反対署名を無視し、あたかも一部の住民だけが反対しているかのような印象操作をしています。
さらには「金銭的な保障を要求している様に感じています。」とは、あいた口がふさがりません。
ちなみに、計画地からダイヤランドまでは2.6キロの距離です。

さらには「函南町が、住民説明会を要望するなら」と、まるで説明会を行わないのは町のせいだとでも言わんばかりの上からの物言いです。

言うまでもなく、住民の理解を得ることは、林地開発許可の際、静岡県からの行政指導のひとつです。
やっていないから指導されたのです。

(1)周辺や下流域の住民等の懸念や不安を真摯に受け止め、事業計画や事業の進捗に応じた説明会を開催するなど、周辺や下流域の住民等の理解が得られるよう務めること。

静岡県の林地開発許可条件より

林地開発許可申請の許可条件

また、森林法だけではなく、FIT法、町の条例それぞれが、その法令の目的に沿って事業者に住民説明会をするよう求められているものです。
その説明会を、町が主導するならなどと、条件を付けるのは法令を無視した言動と言えます。

連載(2)常套句は「地元の同意は必要ありません」