これは、1地区にお住まいの小島さんからの投稿記事です。
私は60歳の時、この地ダイヤランドに移住してきました、76歳の者です。
函南町市街地に住む友人に、芳しくない噂を聞き、おそらく過去に世間に疎いひと握りの人の言動が不評をかい、悪いことのみ誇張され風評が広がったと思われます。
1.“地元に寄り添おうとしない”という言葉に関しては否定できません。
地理的に街から外れ、コミュニケーションもままならず、別荘地特有の管理費による町内会費集めという接点が途切れ、これが募金活動の障壁になったと思います。
募金活動が極めて少ない=無関心=利己的=寄り添っていないという構図か?
また金持ちと言う言菓を耳にしますが、平均的な年金で生活している者にとりましては違和感を党えます。
“金持ち”の言薬の裏には「もっと募金をしてよ」と言っているように感じます。
募金活動をもっと強力に進めようとした幹事の方がいらっしゃいました。その方は3地区の砂村さんでした。私と違い頭の切れる紳士でした。
直接函南町役場の福祉課に、町内36区全世帯数と募金額、募金率を調ぺあげました。(平成25年7月付)の“ダイヤランド区民の会の皆様へ日赤社員と社協会員についてのお願い”のA3版紙に書いてあります。
町内募金率(加入率)は日赤80〜100%が32地区、10〜67%が4地区。社協は経金率80%が32地区、10〜20%が4地区と同じ傾向でした。
ダイヤランドの日赤の募金率は6.8%、社協は9.3%と比較にもならない最下位でした。
是非、今回の経金活動を定着させて頂きたいです。
2.令和3年度募金状況を改善し水道料金の是正につなげよう。
昨年暮れの募金状況は区民の会750世帯に対して募金は僅か81世帯でした。
116,000円で58,000円ずつ2分割して赤い羽根共同募金会と社会福祉協議会に渡したとのことです。500円~2,000円持ってきた人もいたが記帳しない方もおり、正確な人数は不明とのことでした。
3.募金を管理費に組み入れて750世帯全部がに加できるようにしたらど加でしょうか?
10年程前、総会時私が募金活動の活性化を訴え終わった時、初代区長の西村明男さんが私に近寄りポツリと「管理費に組み入れたら良かったな~」と一言おっしゃったのを今思い出しました。
“まさに名案です”是非総会、役員会で発議してください。
募金活動は年2回有ります。夏に500円、暮れに1,000円の徴収はどうでしょうか?
年度末に1,500円管理費支払い時に納入すればよいのです。
函南町役場の町長も当時の森町長から仁科氏に代わられたので、募金を1年半程地道に積み重ね2年目に水道料金の是正を訴えれば対話の土俵に乗れるのではないかと思います。
ちなみに、我が家(2人春らし、週に5回入浴)の水道料金は、平均しますと年間43,000円でした。
ダイヤランド区の平均世帯だと思います。
この水道料金の1割または2割の是正ができれば、区民の会の住民も充分メリットがあると思います。
4.経済的にも身体的にも恵まれない人に温もりのある手を差し伸べましょう
募金は巡り巡って自分に幸せをもたらすという仏教の教えをタイ国民は大切にしていることを知りました。
1976年私が45歳の時、タイの首都バンコクから北へ100kmの所にあるアユタヤ工業団地で化学繊維工場の建設が託されました。着任した時は100人程の作業員が基礎用の掘削工事を行っていたが日ごとに人数が増えそれに伴って粗末なパラック小屋の魚屋、肉屋、雑貨屋、パナナや野菜売りのおばさん達も本格的な商売を始めたちまち200戸ほどの小屋が立ち並び“部落”が出来あがった。工事車両も増え危険な為、高さ2mの建設ゾーンと住居ゾーンをわける隔壁を設けた。住居ゾーンの出入口に6畳ほどの小屋が建ち小屋の扉に20cm角の空き缶が掛けてあり、タイ語で「募金をして下さい。神仏より皆様にご利益が受けられますように」と書いてあると現場事務所の女性事務員が教えてくれました。この小屋は日本の昔にあった寺子屋のようでした。午前8時前に朝食が終わると若い夫婦は4歳から8歳ぐらいの子供をこの寺子屋に預け作業現場に行く。老人達は家族みんなの炊事洗濯をし、乳幼児の面倒を見てしつかり家計を支えている。寺子屋の先生役は大学生でアルパイトと授業の実習を兼ねているとのことでした。夕方になると若夫婦は家に帰りながら寺子屋の募金箱に小銭を入れて子供たちを引き取ります。この小銭のチャリンという音が消えると作業員全員が帰ったことがわかる。のどかな静寂が広がり1日が終わる。少ない貨金だが必死に働き生きている。この姿を見て私も通算2年間の激務を完遂できたと思っている。
懐かしい話:タイに赴任して現地に入ったときタイ人の総監督が私の所に来て最初に話し出したのが作家:橋田壽賀子の大河ドラマ“おしん”の話だった(最高視聴率が日本51%に対してタイは65%と圧倒していた)。私の祖母が「日本は豊かな国だから無用だ!」というのを聞かずに米を送ったと笑いながら話してくれました。
お読みくださってありがとうございました。ページ、文字数に制約がある為、ご容赦下さい。
投稿者:1地区小島