熱海土石流災害の検証資料として公開された元々カラーのものが白黒化して判明できない状態になっていた問題について、川勝知事は4月13日の知事会見で「白黒化の経緯を調査する」と述べたが、その2週間後の会見でもやはり原因がわからないままだった。
熱海土石流で崩落した盛り土周辺の開発行為に関するカラーの行政対応文書を静岡県が白黒化して一部が判読できない状態で公表していたことについて、川勝平太知事は13日の定例記者会見で、白黒化する公表方法に関し「知らなかった。(公表した文書の内容が)何か分からないのであれば問題だ。分かるようになっていないといけない」と述べ、内容が分かるように公表方法を見直す考えを示した。白黒化の経緯を調査する方針も明らかにした。