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熱海土石流起点からわずか4キロ、函南町メガソーラー計画

熱海土石流起点からわずか4キロ、函南町メガソーラー計画

静岡第一TV「every.しずおか」より。

函南町では山林を開発するメガソーラーを計画で地域住民とトラブルが起きています。

山口氏「山のふもとに丹那小学校、幼稚園が見えていると思います。その真上、そこから左方向、この一面。それとこの山の裏側に及ぶ、この丹那盆地とほぼ同じ面積になります」

丹那小学校の真上の山林に東京ドームおよそ13個分のメガソーラーを建設する計画が持ち上がっているのです。
現地でハザードマップを見てみると、この辺りは学校だけでなく住宅地も土石流や土砂災害の警戒区域に指定されているため、地域住民は建設に反対。

さらにこの計画を進めている事業者(トーエネック、ブルーキャピタルマネジメント)が、山梨県に建設中のメガソーラーで、排水設備が県への申請と異なるなど十分な防災対策が取られていないとして先月末、山梨県知事が事業者に対し指導を行っています。

メガソーラー建設が計画されている函南町軽井沢地区は、7月に発生した熱海市の土石流現場からわずか4キロの距離。
住民の不安は増しています。

住民「計画地の真下の集落に住んでいます。熱海土石流の現場からわずか4キロ離れたところですから、不安な思いは皆さん同じだと思います」

住民の山口雅之さんは、7月「全国再エネ問題連絡会」を立ち上げました。
わずか2カ月で全国22の団体が加入しそれぞれの団体で活動する人は合わせて1万8000人以上にのぼります。

山口「想像以上でした。これほど全国で問題が潜在化していたのか。全国各地で今問題になっているところというのは山林を大規模に伐採して開発する行為を行っているんですね事業に関係する関係法令がたくさんあります。改善するためには法改正しかないんですね。ですから政府と私たち一緒になってこの問題に取り組みましょうということでお願いしているところです」

全国再エネ問題連絡会

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