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川勝知事「住民が反対しているものは反対」

県と町とが一丸となって反対している函南メガソーラー建設。
しかし本当に止めたいなら町の条例を適用するしかない。

函南町議会の中野博議長らはこのほど県庁を訪れ、同町軽井沢で建設計画が進む大規模太陽光発電所(メガソーラー)について、環境影響評価(アセスメント)の方法書に対する知事の意見書に、多くの町民が示している建設反対の意向を反映するよう川勝平太知事に要望した。川勝知事は「住民が反対しているものは反対」との考えを示した。(静岡新聞2021年4月6日版)

静岡新聞(2021年4月6日版)

函南メガソーラーを止める、ふたつの選択肢

しかし、いくら知事が建設反対の意思を示しても、環境アセス条例には強制力がなく、事業者の善意に期待する他ありません。
ブルー社が善意ある事業者であるなら、最初から住民を騙したり虚偽の文書により県を騙して許可を得たりしません。

事業者は、知事が反対しようが誰が反対しようが工事を強行すると思います。

建設を阻止するためには「①林地開発許可の取り消し」または「②函南町の条例適用」のいずれかの方法しか選択肢はありません。

①について、約2年に及ぶ調査と法的な分析の結果、その可能性は極めて低いと考えています。
②について、函南町さえ適用の意思を示せば解決する問題です。

「平行線」という言葉だけで、条例適用の議論を避ける町と町議会

3月の定例会でも函南町議会は条例適用の議論を簡単に諦め、町長への忖度を続けています。

参考記事
令和3年3月定例会一般質問「軽井沢メガソーラー建設阻止について」田中正美議員
「条例は適用できない」は誤り(日本共産党の見解)

来年春がタイムリミットです。
みんなで力を合わせて決断しなければ建設を阻止することは不可能です。
一人でも多くの方々にお伝えください。

なぜ仁科町長は条例を適用しようとしないのか?

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