「条例は適用できない」は誤り(日本共産党の見解)

軽井沢区メガソーラーに条例を適用するよう要望する請願に対して「不採択の態度を取ったことは誤りだったことを認め、お詫び申し上げます」(日本共産党函南町委員会「新かんなみ」より)

9月の函南町議会で、日本共産党の大庭議員、田中議員が誤った判断をしたことを認め謝罪しています。

私たちは、この勇気ある謝罪に感謝したいと思います。

メガソーラー建設に反対する日本共産党の見解

メガソーラー建設計画に反対する日本共産党は、議会で反対の立場で一般質問を行い、函南町の自然環境を壊す問題点を明らかにしてきました。

反対運動は町民一丸のものに

また、函南町メガソーラーを考える会、地元軽井沢区、ダイヤランド区の皆さんによる反対運動や区長会の反対賛同など、反対運動は町民一丸のものに発展してきています。
函南町も今年5月、建設反対の立場に立つ「不同意」を決定しています。議会も全会一致で反対を決議しました。

「条例は適用できない」は誤り

しかし、仁科町長は建設計画の抑制を図る条例適用については。「遡及できない」から条例適用はしないとして、町と「反対する区民の会」は条例適用について争っています。
日本共産党は「条例適用はできる」という立場です。町の「遡及できない」理由は、「開発申請時が事業着手」であり、役場の慣例を規定した判断によるものです。
現に、開発申請手続きの途中で、函南町は5月にこの開発に反対して「不同意」の意志を表明し、県に通告しています。
書類申請時が事業着手とすることをもって、事業は許可されているから条例は適用できないとする町の判断は誤りです。

日本共産党の提案

そのため、次のことを提案していくことを考えます。

一、町は当該条例を適用させること。「開発行為はできない」ことを明記する一条を加える修正をし、条例を適用すること。
二、議会は静岡県に当該開発計画は森林法の理念である山地保全の立場から、また、水害の防止の上から「森林法に基づく許可の取り消しを求める意見書」を出していくこと。
日本共産党は住みよい環境を守り、安心・安全のために皆さんと共に頑張ります。

 

「9月議会報告(台風19号、メガソーラー)」おおば桃子のブログ(函南町議会議員)