林野庁「林地開発許可の取り消し要件は、許可時の要件を満たさなくなった時」「静岡県さえ取り消しの意思を示せば全面的に協力する」
静岡県議会が全員賛成した「林地開発許可の取り消しを求める請願」を拒否する川勝知事。
川勝知事はその採択を重く受けとめるとしつつ「事業者は訂正の意向を示している」だから「現時点では許可の取り消しには至らない」との見解を述べています。
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また、県議会では林野庁の見解としてあたかも取り消せないかのような答弁をしました。
そこで今回、私たちは林野庁と直接面会し、率直に許可取り消しの要件を聞きました。
その答えが冒頭の「許可時の要件を満たさなくなった時」です。
県議会の集中審査を通じて、事業者に手続き上の瑕疵があったことは明確となっています。だからこそ県は訂正を求めているのです。
すなわち現時点は正に「許可時の要件を満たさなくなった時」なのです。
林野庁の回答は明確です。許可の要件を満たすから許可はされ、満たさなくなれば許可は取り消す。異論の余地はない常識の話です。
今、川勝県政はその常識さえ通用しない異常事態になってます。
そして林野庁は「静岡県さえ取り消しの意思を示せば全面的に協力する」とさえ言っています。
なぜ川勝県政は議会を無視し、民主主義に従わず、嘘をついてまで頑なに許可を取り消そうとしないのでしょうか?