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総務建設委、不同意の請願を不採択

2019年12月6日、軽井沢メガソーラーの問題を受け、函南町議会総務建設委員会は条例に基づく不同意を求める請願書について審議し、賛成少数で不採択とした。
同請願は11日の本会議で採択される。

伊豆日日新聞(2019年12月7日版)

土屋学議員
条例や文言の解釈というのは弁護士の仕事。私たち議員が出来る仕事は住民の声を町政にいかに届けるか。
台風19号で間宮、塚本など各地で生産者の人たちが浸水被害を受けて状況は大きく代わった。町全体の問題としてメガソーラー反対の声が広がってきた。
いま町民の声に応えるためにもひとつアクションを起こしておくべきだ。

植松敦史議員
古村議員が相談した横浜の弁護士は行政に関して見識の高い方だと他の弁護士からもお聞きした。
住民の人たちの条例を適用したいという気持ちはわかる。
しかし、恣意的に適用すると法治国家は成り立たなくなる。
私自身も民事裁判をやっている最中だが、勝訴敗訴の他にも和解という道もある。
裁判にはお金も掛かるし、絶対に勝てるとは言い切れない。

古村高議員
恣意的判断をしているのは町の方ではないのか?
多くの住民のが賛成する条例を適用すべきだ。

関連記事→ 変遷する「条例が適用できない理由」に隠された疑惑

賛成議員
・古村高
・土屋学
・田中正美

反対議員
・植松淳史
・岩城仁
・杉村清
・中野博

不可解な資料回収
委員会の冒頭では古村高議員の配布資料を受け取った議員と、そうでない議員が居たため「原則は議員全員平等」との理由で、その配布資料が回収されるという一幕があった。
しかしその理由であれば、なぜ委員長が議員全員に配布するよう命じることを選択しなかったのか疑問が残る。
各議員も今回の説明に必要と思われる情報を得ることに努力すべきであり、逆に奪われることに異議を唱えなかったことに強い憤りを禁じ得ない。

 
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