2022年7月1日、静岡県議会6月定例会の最終本会議が開かれ、函南町メガソーラーの検証を県議会に求める請願を採択し、全会一致で可決しました。
鈴木澄美氏(静岡県議会議員)のブログには、以下のとおり重要な4つの視点が指摘されています。
本請願は、当該林地開発行為許可の判断及び手続に関する様々な疑問を公の場で明らかにしてほしい内容である。会派の考えは以下の4つの視点を重視し取り組むべきである。
一つ目は、当該許可については、行政不服申し立ての申立期間及び行政訴訟の出訴期間を既に過ぎており、他に有効な救済手段が存在しない。
二つ目は、当該許可については、地元住民、地元町議会の全議員、地元自治体が一貫して反対の意思を表明するとともに、許可手続上の疑義を訴えており、県当局に対し、あらゆる手段で許可の取り消し等を求めてきた経緯があること。
三つ目は、熱海の土石流災害を契機に、林地開発等に伴う災害の防止等について、県民の関心が非常に高まっており、函南町及び関連河川の流域において、水害が多発していることなどに鑑み、慎重に対応する必要があること。
四つ目は、当該許可に関わる事業者が他県の林地開発許可に関して、所管自治体から防災工事の不備などについて指導を受けている事実があること。
→ 函南町太陽光発電事業計画に対する請願を採択(鈴木すみよしブログ)