電話勧誘でネット回線の料金が安くなるように思わせ、言葉たくみにパソコンを操作させる詐欺事件が発生しています。
彼らはNTTからの情報を元に勧誘してきますので、つい信用してしまいますが、悪質な業者であることに変わりはありません。
伊豆の国市で実際にあった被害者の話
ある月曜日の夕方、自宅にプロバイダーあくびネットのマツダと名乗る男から電話が掛かってきた。
男は「お宅は現在◯◯◯の回線を使用しているようですが、月々1500円以上安くなります」と言うと、その後なぜか別の男に代わり契約内容などを一方的に話し始めた。
私は「結構です、お宅達も信用できないし、面倒だからやりません」ときっぱり断り電話を切った。
男は「お宅は現在◯◯◯の回線を使用しているようですが、月々1500円以上安くなります」と言うと、その後なぜか別の男に代わり契約内容などを一方的に話し始めた。
私は「結構です、お宅達も信用できないし、面倒だからやりません」ときっぱり断り電話を切った。
ところがその後すぐ電話が掛かってきた。
しばらく無視していたがあまりにもしつこく鳴り止まないのでやむを得ず出ると「なんで、いきなり切るんだ、こっちは安くなると言っているのに!」と恫喝。
つい、怖くなって、相手の言いなりのままにパソコンを動かしてID・パスワードなどを言ってしまったら、いきなりパソコンが乗っ取られ、画面が切り替わり、いろいろと勝手に遠隔操作されてしまった。
この話に出てくる「あくびネット」は既に総務省から行政指導を受けています。
それにも関わらず悪質な勧誘を繰り返しているのです。
光アクセス回線サービスに係る勧誘方法等についてのあくびコミュニケーションズ株式会社に対する指導
→ http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban08_03000245.html
<ポイント>
①すぐに契約をしない。
②あいまいな返事をしない。不要な勧誘はきっぱりと断る。
③会社名などの相手の情報を確認する。
④勧誘員の言うままにパソコンを操作しない。
⑤家族や公的機関などに相談する。
≪契約後にやっぱり解約したいと思ったら≫
初期契約解除により、契約直後の一定期間であれば、利用者の都合のみで契約を解除することができます。
相談機関や事業者にすぐに確認しましょう。