植松和子さん(元函南町議会議員)
植松「私の町は函南メガソーラーと申しまして、ブルーキャピタルという会社とトーエネックっていう会社が2社で、ブルーキャピタルの方は開発の方を担当してます。トーエネックが発電の方でございます。
で、このたび住民がいろんな形で反対しましてね。反対するグループがたくさん出まして、トーエネックの方がもうこれ以上、函南町で発電事業ができないだろうとということで、町長には中止をしたいという申し出があったようです」
司会(水島総さん)「それはいいことですね。
植松「はい。しかし、林地開発の許可を川勝平太が出してますのでね。これを取り消さない限りは全部チャラにはならないんですね。
リニアモーターカーの方は、たった9キロのトンネルをくぐらさないと、それはもう環境のためにやらせないと言いながら、函南町のメガソーラーは林地開発を許可しているんです。シッチャカメッチャカでしょ」
司会「前に聞いたら、最初の頃は『メガソーラー事業に対して反対だ』と言っていたという噂のあるんですね」
植松「そうなんです。それで反対者に寄り添うようなナリをしてたんですけれども、自分が再度知事に収まったら逆に今度それと反対の意見を出し始めて、それで町議会も全会一致で反対で県の方に意見書を出しました。県議会の方も(林地開発許可の取り消しを求める請願を採択)全員一致で出したんですけれども、知事の方は議会を軽視したわけです」
司会「なるほどね」
植松「はい、こういう具合で今、中途半端になっていますけれども、このブルーキャピタルが持っている土地を転売しないからどうかということが非常に心配です」
司会「よく上海電力とか、そういうの売りますからね。岩国とか大阪とかみんなそうですからね」
植松「ましてやブルーキャピタルっていうところは大阪の(元)地上げ屋さんですからね。ですですからね、非常にどうしたらいいのかなということで構えております」
司会「なるほど、そこまで皆さんがもう議会で全員一致っていうね。全会一致というのをそこで持ってきたっていうのは、やっぱり草の根の声を聞いて、そういう運動も息子さんも議員として頑張ってくれたからだと思いますよ。
こういう地道な運動は、ただいつも最後で、こういうお金でうっちゃりくらう時もありますから、気をつけないといけないですね」
植松「そうですね。これからもぜひ住民と一緒に反対運動をしていこうと思っております」