光通信網の整備(他)函南町からの回答と、それに対する区民の会の見解

2016年12月18日にダイヤランドホールにて開催された「町長と語る会」で住民から出された意見の一部に対して書面ににて回答がされました。

以下に函南町からの回答と、それに対する区民の会の見解を述べます。

【函南町からの回答】

ダイヤランド区長様

事務連絡
平成29年2月15日
函南町 総務部 企画財政課長

函南町の将来を町長と語る地域懇談会等で要望・提案された事項についての対応の状況について次のとおり報告します。
函南町の将来を町長と語る地域懇談会等で要望・提案された内容及び対応の状況

【開催日】平成28年12月18日
【行事名等】函南町の将来を町長と語る地域懇談会(ダイヤランド区)
【地区等】ダイヤランド区
【担当課】税務課、住民課
【対応の必要な事項】町税等のコンビニ納付について、各種証明のコンビニ交付について
【検討結果】すぐできる 検討する
【対応状況】
町税のコンビニ納付については、全税目について平成29年度より運用開始予定です。
住民票や税関係証明書のコンビニ交付については調査検討していきます。

【開催日】平成28年12月18日
【行事名等】函南町の将来を町長と語る地域懇談会(ダイヤランド区)
【地区等】ダイヤランド区
【担当課】管財課(情報政策室)、企画財政課
【対応の必要な事項】ダイヤランド内の光通信網の整備について
【検討結果】検討する 難しい・困難
【対応状況】
光回線事業者へ整備が可能かどうか確認しました。
整備する場合は、函南町の山間部(974局)を一斉に整備する必要があるため、費用負担(4〜3億円程度が町負担)等について協議が必要となるとのことでした。
また、NTT以外の事業者が行うことも考えられるので、事業者、受益者との協議も必要となります。

【区民の会の見解】

1.町税等のコンビニ納付について、各種証明のコンビニ交付について

 町税のコンビニ納付は開始予定であり、住民票などのコンビニ交付はこれから調査検討するという回答です。
 つまり「お金の徴収はすぐ始めるが、住民サービスはやるかどうかわからない」ということです。

 納得のいく回答にはなっていませんので、引き続き具体的にどのような調査検討を行なっていくのか、その検討内容はどのような形で報告されるのかを函南町に求めていきたいと思います。

 ちなみに既にコンビニ交付を初めている多くの市町村では、そのサービス開始の理由を「住民サービスの向上と事務処理コスト削減のため」としています。

2.ダイヤランド内の光通信網の整備について

 費用負担(4〜3億円程度)は一見高額に思えますが、これは毎年必要となるものではありません。20年程度の減価償却で考えれば十分現実的な金額です。

 また、静岡県ではNTT西日本以外にもKDDIグループのコミュファ光が考えられます。
 企業間の競争によりこの負担を減らせる可能性もあります。

 ちなみに2001年に総務省が発表した「e-Japan戦略」によると「5年以内に超高速アクセスが可能な世界最高水準のインターネット網の整備を促進することにより、必要とするすべての国民がこれを低廉な料金で利用できるようにする。」という目標を掲げ、実際に2006年までに、ほぼこの目標を達成しました。

 超高速インターネット網の整備が国民生活に大きな意味を持つということを国家として認め推進してきたわけです。
 もやは光回線は道路や水道と同じように国民が得られるべき生活に不可欠なインフラなのです。

 今後、協議が行われるということですので可能な限り積極的にその協議の場にも出向いていきます。
 また、その協議内容はどような形で報告されていくのかを函南町に求めていきたいと思います。

以上

「町長と語る会」の記事はこちら
https://dialand.jp/archives/898

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