川勝平太「メガソーラーが森を破壊する」

函南町においても、まちの人たちが反対に立ち上がっている。

きょうは中部地方の真ん中にいるが、たとえば東部の伊豆半島で伊東市の市民のみなさま方が、メガソーラー建設の反対に立ち上がった。
下田では、ものすごい大きなメガソーラーがつくられようとして、下田市民、近隣の人たちが反対に立ち上がった。

あるいは函南町においても、まちの人たちが反対に立ち上がっている。なぜか。

それは、メガソーラーが森を破壊するから。森を破壊すればどうなるか。川が汚れる。川が汚れるとどうなるか。漁場がやられる。森は海の恋人というのはその通りであって、森を壊してはならない、川を汚してはならない。

だから、東部から中部を流れる富士川、なぜサクラエビが、世界で唯一、美しいサクラエビを産する漁獲が減ったのか、それは富士川が汚れたから。
富士川の上流、支流で、採石等々をして、山を壊している。それが、なんと、凝集剤で、生命を破壊するようなものを使っていたということまで分かった。これが、海を汚し、川を汚す原因になっている。

2021年6月3日、静岡県知事選 川勝平太氏の第一声より。

知事選討論会レポート