住民の命に関わる問題で、議論を尽くす努力なし。
わずか1回の会議だけで不採択。
9月議会にて、条例適用を求める請願が不採択となりました。
(後に、共産党議員はこの判断が間違いであったことを認め謝罪しました。)
この結果に納得のいかない私たちは、質問状を提出しました。
【質問1】
条例の適用を求める請願の検討は、どれだけの時間をかけ、どの様な方法で行いましたか。
【回答1】
質問の請願については、令和元年9月3日、9月定例会初日に議題とされ、同日設置された特別委員会に付託されました。各議員については、このときから検討することが可能となりました。9月10日に開催された特別委員会では、請願内容の確認、質疑、討論、表決の順序で審査されました。特別委員会において結論が出されたことから、9月13日に本会議で特別委員長報告を受け、改めて質疑、討論、表決を行い、不採択となったものです。
【質問2】
町に条例適用を求める請願を否決した具体的な理由は何ですか。
【回答2】
請願の採択に当たっては、一般的には、「願意が妥当であるか」、次に、「実現の可能性があるか」などが、その判断の基準とされています。特別委員会では、条例施行前に法定手続きがされていることから、条例の全面適用は困難であるという主旨の意見が多くありました。 ただし、表決は、賛否の理由を必要とせず、可否いずれかに決するものです。今回は、結果的に賛同 を得られなかったということであり、個々の議員が判断した理由は量りかねるところです。
【質問3】
議会は、今後どの様な方法で建設を中止させようと考えていますか。
【回答3】
これまで議会では、多くの議員が一般質問で質し、9月定例会では反対決議を行い、10月4日の議会閉会直後には函南町長へ、10月10日には静岡県知事あてに決議文を提出しました。また、総務建設委員会においても、メガソーラー建設予定地の視察を実施したところであります。
今後の議会における取扱いについても、今回同様、本会議は公開しておりますので、直接ご確認をしていただきますようお願いします。
新たな疑問
回答2から、各議員の判断理由もわからない程度の議論しか行われていないことがわかります。
そして、この命に関わる重要な問題を議員任せの情報を元に、わずか実質1回の会議で結論を出しています。
十分な審議が行えないのなら結論を急がず、継続審議の可能性は考えなかったのでしょうか?
回答3に関しては、質問の答えにすらなっていません。
なお、これら回答は中野議長からの直接口頭での説明を求めましたが、未だ本人からの説明はありません。