ありえない町の選択
9月3日の函南町議会一般質問で、大庭議員の質問に答えた函南町の見解は「条例適用は業者から訴えら得る恐れがあるので、環境アセスメントの課程で対応していく」というものでした。
函南町は「メガソーラーの建設の結果、周辺及び下流地域で大規模水害が発生する恐れ」より「事業者から訴えられる恐れ」を重視しているということです。
みなさん、本当に町民の命や生活を考えているのであれば、あり得ない選択だと思いませんか!
環境アセスで事業は止まらない
函南町は「環境アセスメントを通じて対応する」とのことですが、環境アセスメントで事業を中止させることは不可能です。
なぜなら環境アセスメントは、「環境保全の観点からよりよい事業計画を作り上げていこうという制度」、つまり「事業を実施することが前提になっている制度」だからです。
(環境省の公表している「環境アセスメント制度あらまし」の冒頭記載より抜粋)
環境アセスメント制度あらまし(環境省)
また、実際の調査を実施し対策を検討するのは事業者ですので、事業者は事業を前提に出来ることしか提案しないのは当然のことです。
努力したけど無理でした・・・?
つまり、函南町は自分が業者から訴えられる恐れがある条例の適用を避け、災害等が発生した場合には「県や国への陳情等に加え環境アセスメントでも反対したが、事業を留めることは出来なかった」との言い訳出来るように準備を進めているのです。
函南町民の一人として、「町民の命や財産を守るために、リスクを冒してでも事業者と対決する」ことの出来ない町長や町議会議員に対し、強い不信感と反感を禁じ得ません。
条例を適用しても訴えられることは絶対ない
全国的に条例を適用して訴えられた事例は一件もありません。
その理由は、訴えても「最高裁判所判例」により事業者が勝てないことが明白だからです。
法的措置もやむなしなのか
9月議会では「事業者が環境アセスメント手続きを進めている」ことも説明されました。
このままでは、軽井沢地区での巨大メガソーラー事業は止まりません。
反対運動だけで無く、町長や町議会への法的措置も含めた行動を取らざるを得ないタイミングではないでしょうか。
事業者が環境アセスメントの手続きを進めているということは、事業に着手できる確信かそれに近いものがあるのでしょう。
その気持ちが、どこから得られているか容易に想像がつきます。
法的措置を取らなければ、懸念しているように「努力したけど無理でした・・・」でしょう。
法的措置を取る判断は誰が行って行動に起こすのでしょうか?(よくわからないので純粋な質問です)
このままでは止まらないと思います。手遅れになる前にどうするか。
仁科町長は業者の味方ですが、
中野議長は町民の味方だと思います。
中野議長のリーダーシップによりメガソーラー建設を阻止して住民を助けてくれると信じています。
中野議長様
住民を守ってください。
信じています。
移住先候補地なだけに、景観を損ね災害の危険が有るメガソーラーは全力で阻止してもらいたい。
中野議長は条例の適用について可能と公言しているのでしょうか?
していないならなぜですか?
公言していないようなら、それについて何かアクションは取っていますか?
私には信用できる要素が全く感じられません。
中野議長に条例を適用するように仁科町長に言ってもらいましょう。
そうすれば条例適用してくれるでしょう。
ようは中野議長しだいですよ。
皆んなでお願いすれば中野議長は動いてくれます。
私達は長年、中野議長を応援してきましたから住民を裏切るような無責任なことはしません。
最近、建設中止になったメガソーラー
・高知県の四万十
・長野県の霧ヶ峰
・兵庫県の宝塚
・三重県の佐久穂町…
中部電力の社長曰く「コンプライアンスなくして事業活動なし」との事。建設反対の声が大きくなれば、当然社会的責任があります。公共の福祉に反してますからね。
7月の熊本豪雨被害は決して対岸の火事ではありません。
知事の「ダムに依らない治水策」の失敗が原因で人災です。
これを函南町に置き換えて想像してみてください。地盤の弱い土地でディズニーランド1.5倍の木を伐採すればどうなるか? 仁科町長が条例を適用せず、甚大な被害が出れば人災になります。
これは人の命に関わる大変危険な計画。だから、工事が始まる前に反対しているのです。一部の人が、ダイヤランドが強引に反対運動を進めていると批判的なコメントをしてます。
冷静に考えてみてください。被害にあうのは下流域です。
高台のダイヤランドでは多少の土砂崩れはあるかもしれません。
しかし、浸水や濁流に飲み込まれる事はほぼないでしょう。
よそ者が地元の人の命や自然を守る為に、 ピュアな正義感だけで活動してます。時には行き過ぎた言動に見られるかもしれませんが、是々非々で意見を述べているに過ぎません。
影で悪口を言うようなダサい真似はやめて、建設的な意見で一緒に協力してください。地元が立ち上がらない→よそ者が頑張る→頑張るよそ者を地元が叩く、っておかしな話。もう、しがらみ守って命守らずの姿勢に呆れてます。
誰かに頼るのではなく、自分で自分の大切なものを守るために行動してください。
8月ブルーが環境アセスに手を出しました。
仁科町長は建設を止めれる唯一の条例を一年半過ぎた今も適用していません。
この意味わかりますか? 一刻の猶予もないのです。