仁科町長自身が語った「函南町長ら告発」のその後

証拠書類の押収。
職員延べ20人の取り調べ。
そして、今なおつづく余罪捜査。

私どもは令和元年の12月20日に公文書偽造、そして行使の告発を受けました。
私以下5人になっております。

そしてその内容について今、軽井沢区の渡辺さんからの質問がありました。

そして、書面そういうものについては全て三島警察で取り調べ等々を受けているわけですけども、それは証拠書類として全て提出をしております。
その中かで職員延べ20人、私も含めながら20人が取り調べを受けている状況であります。

で、確かに先ほどの私は署名をいたしましたけども、8月27日は記載はしておりません。
それから決裁については判を押してあります。

そういうことについての告発を受けている関係上、詳細については説明ができませんけども、まだまだ静岡県警の取り調べ、それから纏め。

通常ですと書類送検ということで静岡検察庁に書類が送られる流れになりますけども、現在、三島警察で取り調べを受けて、このところはありませんけども、そういう状況ですので、ここでの詳細については説明は割愛をさせていただきます。

(2020/10/27 仁科喜世志町長「令和2年度まちづくりプロック懇談会」にて)

 

【解説】

虚偽公文書の作成と言っても単に日付を偽った程度の容疑であれば通常2〜3ヶ月もあれば何らかの結論が出ます。
ところが既に1年近く捜査が続き、しかも多くの証拠書類が押収され、20名もの取り調べが今なお続いているのはなぜでしょうか?

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「虚偽公文書」に固執する町長

それはこの虚偽公文書はあくまで事件の一部が表面化したものであり、その奥にはさらに重大な容疑が掛かっているからです。
それがわかっているからこそ、町長も詳しくは言えないと言いながら、ことさら「虚偽公文書」に関してのみ詳細に語ってます。

町長は「虚偽公文書」だけの事件にしたいのです。
だから、日付を間違えたという、たったそれだけの理由で職員を懲戒処分にしました。

伊豆日日新聞(2019年11月28日版)

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これで事件の幕引きを図りました。しかし、調査は続いています。「虚偽公文書」以上の疑惑が残っているからです。


なぜ疑惑を晴らそうとしないのか?

現在行われているのは、あくまで捜査であり裁判ではありません。
無実であるのなら何も困ることはありません。町長は詳細を語らないのではなく、むしろ疑惑を晴らすための証拠を示して身の潔白を証明すればいいのです。

例えば顧問弁護士との相談内容を公開すればいい。これこれこういう理由で条例の適用は難しい、こういうリスクがある、そんな情報を公開して住民を納得させることが重要です。

それができない理由は、町民に語る内容と証拠書類に矛盾が生じるからです。


三島警察署に捜査本部を設置

警察は私たち一般人では得ることのできない様々な情報を知ることができます。

弁護士相談記録

静岡県警察が三島警察署に1年近くにわたり捜査本部を設置し、様々な疑惑の捜査をしてくれています。いつの日か、真実が明らかになると思います。
静岡県警察や三島警察署に協力しましょう。


注目すべきは、三者会談に出席するか否か

私たちは今、町と県と住民による2回目の三者会談の開催を要求しています。
その中心的人物であり、この疑惑の主役は仁科町長です。

無実であり疑惑を晴らしたいならその場に居ないわけにはいかないでしょう。
もし、そうで無いなら何らかの理由を付けて、またしても欠席することでしょう。

はたしてその場に彼は居るのか居ないのか?それがひとつの答えとなります。

なぜ仁科町長は欠席したのか?

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