調整池直下に活断層

地質の第一人者が警告「ありえない計画」

函南町軽井沢メガソーラー予定地の調査を、住民の人たちと行いました。 当該地域は、丹那盆地の北東の南西斜面で、西には北伊豆地震に活動した、地震断層(丹那断層)があり、それから伸びる共役断層が無数に走っています。開発面積は65ha洪水調整量は6…

塩坂 邦雄さんの投稿 2020年12月16日水曜日

 

実際に起きた近隣メガソーラーの土砂崩れ

カナディアン・ソーラーCS函南町発電所S-12

軽井沢のメガソーラー計画地からわずか410メートルの位置にある田代の「CS函南町発電所」(カナディアンソーラー)を視察したところ、一目瞭然、同じ地質。活断層に設置された調整池側の土砂崩れは偶然ではなく、起こるべくして起きた事故でした。

地層を説明する塩坂邦雄氏

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台風19号の被害から見る考察

なぜ土砂崩れは起きたのか?
この計画地の危険な特異地質

計画地内に活断層があること自体、重大な問題ですが、更に深刻なのは岩盤層上が火山砕屑物層で覆われていることです。

1.活断層にズレが生じたときどうなるか?

ズレる前
ズレた後



以下、この順で図に示します。

2.岩盤上が砂礫層の場合

ズレる前
ズレた後



活断層上に砂礫層(しゃれきそう)があれば、水を含み柔らかい地層のため活断層のズレをある程度は吸収できます。

3.岩盤上が火山砕屑物層の場合

ズレる前
ズレた後



計画地は岩盤上が火山砕屑物のため、水分を含まず軽石状で活断層のズレまったく吸収できません。 これが簡単に土砂崩れを引き起こしてしまう原因です。

「基盤の地質は、箱根火山軽石流堆積物(安山岩巨礫を含む)の上部に不整合に、新規火山噴出物(スコリア・ローム)が堆積し、この境界面から崩壊が見られました。」塩坂邦雄氏(Facebookコメントより)

表3.1-23ボーリング調査結果(方法書より)

図2.2-6切土及び盛土の計画
図3.1-16表層地質図
表3.1-23ボーリング調査結果

事業者の方法書より

 

下記は事業者の方法書のデータを基に作成した資料です。


活断層と施設の配置計3

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「調整池直下に活断層」への2件のフィードバック

  1. もう本当に恐ろしいです。
    丹那は断層公園があるので、私も存在は知っていましたが、こうして専門の先生が「あり得ない計画」と断言しているを知ると、メガソーラーなんて絶望しかないです。

    業者は、この恐ろしい事実をきちんと把握して計画しているのでしょうか?
    知っていてなお建てようとしているなら…

    今夜説明会が改善センターであるとのことで、行きたいと思います。

    +4
    1. 少なくとも方法書を作成した日本気象協会の3名は活断層のことも地質のこともご存じ無いようでした。
      その他の自然や社会的状況なども、全てに渡って各種データは机上での調査のみであることは明らかです。
      (あるいはちょちょっとアリバイ的な調査)
      いるはずの希少動物、生物、植物、ひとつもリストに上がっていません。

      +6

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