トーエネックのメガソーラー建設計画に、静岡県知事も副知事も反対。
「議会も反対し、町も不同意、反対で住民の意思も反対。現状は『オール反対』の中で進んでいる」仁科きよし(函南町長)
しかし、事業者であるトーエネックは、静岡県から住民に説明を尽くすよう、行政指導を受けているにも関わらず、住民からの話し合いの申し出にさえ拒否しています。
「町も計画反対に向け力を尽くしてほしい」(区長会)
「自分たちは町条例の適用を掲げ運動している」(軽井沢区長)
函南町区長会は、トーエネックが計画する大規模メガソーラー計画を町全体の問題と捉え、地元・軽井沢の反対の意向に賛同することを決定しました。
そして、「国や県に町民の声を伝え、計画反対の要望をしてほしい」ともコメント。
そうであればまずは町で出来ること、条例の全面適用を行うべきです!
軽井沢区メガソーラーに条例を適用するよう要望する請願に対して「不採択の態度を取ったことは誤りだったことを認め、お詫び申し上げます」(日本共産党函南町委員会「新かんなみ」より)
9月の函南町議会で、日本共産党の大庭議員、田中議員が誤った判断をしたことを認め謝罪しています。
私たちは、この勇気ある謝罪に感謝したいと思います。
“「条例は適用できない」は誤り(日本共産党の見解)” の続きを読む
難波喬司副知事は、18日付で、地元への説明を尽くすよう求める行政指導文書を事業者に提出した、と明らかにした上で「私も反対の立場だ。皆さんの活動は、極めて重みがある。法律の範囲で、できる限りのことをしたい」と応えた。
2019年10月25日、静岡県庁にて難波副知事と面会し、軽井沢メガソーラー建設計画に関する下記の陳情書を手渡しました。
陳情書の内容↓
令和元年10月25日
静岡県知事
川勝平太 様
陳情者 軽井沢区長
住所 (略)
氏名 渡邊一英
陳情者 ダイヤランド区長
住所 (略)
氏名 吉原英文
陳情書
1 林地開発許可条件等の順守状況の検証と適切な指導について
本年7月8日、知事はブルーキャピタルマネージメント社に対して軽井沢メガソーラー建設に伴う林地開発許可をされた際、許可条件等を付されていますが、その条件等は今に至るも実行されておらず、特に、住民に対する説明が全くされていないのが実情です。
許可条件等が順守されているか適時検証して頂くとともに、許可条件等を遵守するよう事業者であるブルーキャピタルマネージメント社にご指導の程よろしくお願い致します。
2 県の環境アセス条例の厳格な審査及び指導について
本年10月12日(台風19号)は東日本の広い範囲に被害を及ぼしましたが、当函南町においても各地で土砂崩れや床上浸水などの被害が全域に及んだことはご承知のとおりです。
軽井沢メガソーラー建設は、軽井沢の山間部を約65ヘクタールにわたり森林伐採や造成を伴う開発が計画されておりますが、その建設により町民が土砂災害や水害により人命や財産を奪われることがないよう、事業者に対し、函南町の下流域に至るまで広範囲に環境アセス調査をさせ、当該開発行為が災害につながらないことが客観的資料に基づき証明されるよう指導の徹底をお願い申し上げます。
以上